2013年6月14日金曜日

マーケティング業務で活躍する分析方法の使い方

業務でよく使われる分析手法について星取表で、まとめてみました。


サポートベクターマシン(SVM)なんかは、あまりレポートなんかでは使われたところを
見たことがないのですが、今後は使われる場面が増えるのではないかと思っております。

クラスターは、
「海のものか、山のものかわかんないので、データが似ているもの同士で分けてみよう!」
という考え方で、グループ分けをする分析手法です。

対して、SVMは、
「過去に集めたデータは、海のものか山のものかわかるけど、あたらしく拾ってきたデータは、どっちなんだろう?」という時に使える分析手法です。
巷で話題の機械学習という本に頻繁に出てくる分析手法でもあります。
分別がついている既存のデータで機械に学習させ、
学習によって作られたモデルをもとに、新しいデータを分別します。

例えばSVMをCRMに応用すると、

1.既存顧客のデータを用いて、優良と休眠にフラグをつける<人間がやる>
2.顧客の属性情報をもとに学習させる<機械がやる>
3.以後、新規顧客を獲得した時点で、属性情報から優良か、将来休眠するのかを判別する
<機械がやる>
4.優良と判定された顧客に対して積極的にアプローチをかける<人間か機械がやる>

みたいなことができるわけです。

<130924追加>
因子分析とクラスター分析のやり方の記事を掲載しました。